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【Field Report No.160108 reported by 菅 昌道(TESTER)】

年の瀬が迫るなか、新潟県佐渡島に磯釣りに行ってきました。  例年のこの時期の佐渡島はエサ取りも少なくなり、真鯛、黒鯛、メジナ、それぞれ 釣りやすい状況が多くなり、数共に好調果が見込めます。磯により、真鯛場、黒鯛 場、メジナ場とはっきり分かれる事が多いようです。秋から仕事が忙しく釣りに行け ていなかったので、意気揚々と佐渡島に向かいました。

 いつもお世話になっている高千漁港の斎藤船長にお世話になり、通称 軍艦島に渡 礁しました。かなり大きな磯ですがその割りには釣り座が少なく、先端沖向きと先端 南向きがメジナ場、中央北向きが真鯛場、地磯側が黒鯛、真鯛場となっつており先端 に1人、北側に1人、地磯側に私と釣り座を構えました。使用したウキは離島SP  00号、25M位先の掛け下がり付近に狙いを定め、釣りを開始しました。

 第1投目、ラインがスーッと引き込まれる小さなアタリがありました。横で仕掛け を作っている仲間と「メジナか?黒鯛か?はたまたエサ取りか?」と会話しながら合 わせました。竿にズッシリとのりました。竿を叩く様子と重さから40cm位の黒鯛 かと思われます。久々の釣りで1投目で魚の感触が味わえた事を楽しみながら43c mの黒鯛をキャッチしました。その後、3時間で7枚、すべて40cm超えと今のと ころはまずまずの釣果。北側の釣り座で釣りをしていた仲間が大きな魚をバラシたと の話。「大きな魚もいるから用心しないとな」と思いながら釣りをしていましたが仕 掛けがきれいに流れる潮筋を発見し、エサを付け替えした1投目指を弾く大きなアタ リ!がついにきました。合わせを入れると大きく竿を絞られ手前の沈み根に……。魚 がまだ付いてる感触がありましたが、沈み根に何かががっちりくっつき高切れ。次の 仕掛けを作ってる時にスイベルのストック切れが発覚しました。仲間に1つ頂きまし たが普段つかっているカラースイベルと号数は同じなのですが、リングが細く、大き な魚では今までの経験上結び目が切れた事もあり不安でしたが、わすれた自分が悪い ので、そのまま使用することにしました。

その後は緩い流れの潮が流れ、黒鯛4枚追加で、そろそろ終了時間となる間際で今度 は超強烈に指を弾くアタリ!!。 ラインの出る勢いが凄く、スプールを戻すタイミ ングを見計らいながら合わせを入れました。強烈な引きでドラグは鳴りっ放しではあ りましたが、魚が向かっている方向には沈み根が少なく、こらなら勝負できると思っ た瞬間、痛恨のラインブレイク!。不安視していたスイベル付近でした。普段使って いるカラースイベルはリングが太く、塗装加工されていて結び目の不安が感じられま せん。ストック切れしないよう今後注意しなければいけないという反省と、スイベル も重要なアイテムで、長年の釣り経験からカラースイベルが結び目の不安が少ないス イベルだと再認識しました。

今回の釣果は先端で竿をだした仲間が40cmクラスのメジナ4枚、40cmクラス 黒鯛3枚、40cmクラス1枚。 北側で竿を出した仲間が70cm真鯛1枚、40 cmクラスの黒鯛5枚、私が黒鯛11枚と釣果に恵まれ楽しい釣りができましたが、 2度の痛恨のバラシが反省点でした。 

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