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【Field Report No.100506 reported by 楠 世志明(MONITOR)】

 最近釣果が上がっている和歌山市内のチヌを狙いに行ってきました。

 連休明けの5月6日、自宅から車で30分ほどのところにある雑賀崎の地磯へ。

 この日の天気予報も次第に波が高くなる予報なのでそれまでの勝負。

 この日のマキエは生のオキアミに集魚剤を混ぜたものでサシエは生とハード加工の生にボイルを用意しました。

仕掛けを作る前に5杯程マキエを打って潮の流れとエサ取りの状態を伺うと潮はゆっくりと右向きに流れエサ取りは今のところいないようだ。

 

 今日の仕掛けは磯竿1号にレバーブレーキ付きのリール道糸は全層フリーダム セミフロート1.75号、IDR―F凌0シブにガングッションをセット。ウエイトはJ5。ハリスは全層アグレ1.25号にグレ針6号を結んだ。

 

 もう一度マキエをまいて様子を伺うが先程と同じ状態なので、竿1本位のところにあるシモリ周りにマキエを打ち、仕掛けもその中に投入して同調するように流していくと、ゆっくりと水面下を流れていたウキが勢いよく沈んで行った。一呼吸して合わせると魚は掛かかり重いのだがぜんぜん引かない。リールを巻いて上げて来ると大きなヒガンフグだ。すぐにリリースして同じシモリ周りを狙うが、サシエが残る状態がしばらく続いた。

 少ししてマキエが効いてきたのかウキに変化が出た。ウキが見えなくなるまで送り込んでいるとリールからバチバチッと道糸が弾き出されたところで合わせるとゴンゴンと頭を振るような引きに今度はチヌと確信し、しばらく引きを楽しみタモに納まったのは37センチ銀ピカの乗っ込みチヌ。サイズはあまり大きくないが嬉しい1匹目だ。

 すぐに同コースに仕掛けを入れ、流していると、スーとウキが沈んでいった。合わせるとチヌっぽい引き。さっきのチヌよりよく引くタモに滑り込ませると1匹目のチヌより大きい46センチだった。それから同じパターンで46センチ、44センチ、39センチの3匹を釣り上げ5枚をゲット。しかし、この5枚目を釣り上げた頃から急激に波が高くなってきた。しかも満潮の時間と重なったため、足元まで駆け上がり数回頭から波を被ってしまった。まだまだ釣れる気配はプンプンしていたので残念だが、危険と判断し納竿とした。

 

先日の釣行で、残ったエサを冷凍庫で保存していたので、4日後の10日紀ノ川の河口へチヌを狙いに行ってきました。

 当日、天気は良かったのですが風が強く風波が少しある状況。

 仕掛けは風の影響を受けにくい黒魂SwitchのBをセットしてウキ下を1ヒロにセット。

 とりあえずマキエを撒いて様子を見るが魚は何も見えず。流れはゆっくりと上流向いて流れている。

仕掛けを投入し、しばらく流してみるがウキに変化は無い。仕掛けを回収してサシエをチェックするが齧られてもいない。そこでマキエの量を増やして魚を寄せるようにすると、サシエが取られるようになった。これは紀ノ川河口に多いクサフグの仕業だろうがマキエの効果が出てきた証拠。しかしマキエが効き過ぎたのかクサフグが入れ喰い状態になってきたので、少しマキエを控えめにして釣っているとゆっくり流れていたウキにチョンチョンと前アタリが出た。

 少しハリ気味にしてやるとスーとウキが入って行ったので一呼吸置いて合わせると、今度はクサフグと違うズシリとした手ごたえ。しかも右へ左へ良く走る。一瞬ボラ?とも思ったが、慎重にやり取りして取り込んだのは、でかい!良型のチヌ。スケールで計ると53センチの年無し。すぐにマキエを打って仕掛けを投入するがクサフグのアタリが続く。ハリに掛かったり掛からなかったり。

 そして、少し風と波が収まってきたのでウキが入るのをしっかりと楽しみたいと思いウキを極感 剣のJ3に替えた。すぐにアタリが出て合わせるがクサフグ。しばらくしてチョンチョンと前アタリの後スッと極感のトップが消えるアタリが出て2匹目ゲット。コイツもまずまずの良型44センチ。今がジアイと急いでサシエを付け仕掛けを投入。流れていたウキがズボッと沈んだところで合わせると強烈な引き。少し糸を出して体制を取り直し、竿を思いっきりためていると少し沖でボコッと浮き上がった。その姿を見てがっかり特大級のボラだった。タモで掬いハリを外してリリース。その後もアタリが続いたが全て大きなボラ。そしてボラがたくさん暴れたせいかアタリが途絶えエサも無くなったため納竿とした。

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