このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

ナビゲーション
【Field Report No.100613 reported by 楠 世志明(MONITOR)】

 

少し前の話になりますが、6月半ば和歌山県白浜町椿の磯へ梅雨グレを狙いに行ってきました。

底物狙いの友人と黒島へと渡り。友人はワレ方向に僕は沖向きへと釣座を決め、それぞれ釣り始めました。

 

 足元へパラパラとマキエを撒くと原色のカラフルなエサ取り達と手の平にも満たないコッパグレがたくさん寄ってきた。とりあえずその中に仕掛けを投入し様子を見ることにすると、1投目からいきなりアタリが出た。

 少し待ってから軽く合わせるとなかなかの手応え。「どうせエサ取りだろう。」と思っていたので少し驚いたが、

際で糸を擦られないようにやり取りしてタモで掬ったのは35 , 6センチのタマミだった。

 その後もしばらく足元を狙ってみたがエサ取りばかりになってしまったので沖へ狙いを替えた。

 エサ取りがかなり多い為、マキエは足元だけに打ち沖ではサシエのみで勝負することに。しかし潮が止まったままでウキは投入した位置の辺りをうろうろしている。

 

「これはダメだなぁ。」と思っているとウキがシュッと入った。

合わせると何かが掛かっているみたいだが手応えがない。リールを巻いて抜き上げるとなんと可愛いクマノミだった。紀南の海では時々こんな熱帯魚が釣れてくる。

 

 

 もう一度沖へ遠投してみるがやはり潮が動かないので、仕掛けを回収し、潮が動き出すまで足元のコッパ達と遊ぶことにした。

 入れ食い状態で手の平大までのコッパが喰って来る中、時々25、6センチクラスの尾長も喰ってきたりした。

 しばらくこうして遊んでいるとゆっくりだが潮が左へと動き出したので再度、沖狙いに替えた。

 サシエのみで仕掛けを流していくとゆっくり流れていたウキが一気に沈んだ。竿を立ててやり取りを開始するが引き方がグレとは違う感じ。正体はナンヨウカイワリ。

 

 その後も次第に潮が良くなり小型ながらもイサギがパタパタと釣れてきた。そして、同じコースを流し、ウキが潮目でしもって行ったところで糸を張って待っているとバチバチバチッとリールから道糸を引き出す体感ショックのアタリが出た。

 

 合わせると重い。こいつは良型と慎重にやりとりをしていると、今度はリールを巻くのが追いつかない位のスピードで突っ込んできた。磯にハリスを擦られないようにこらえてようやく浮かしたのは間違いなくグレ。一瞬尾長とも思ったが44センチの口太だった。

 

 後に続けと同コースを流していくがイサギがポツポツ。コッパがポツポツと退屈なく釣れ続いていたが、グレのキープは一匹だけで終了となった。

 

 

当日の仕掛け

 

竿 ダイワ DXRメガチューン1・35号―53

リール ダイワ トーナメントZ2500LBD

道糸 キザクラ 全層フリーダムセミフロート 1・75号

ウキ キザクラ IDR―F 凌0シブ ガンクッション J5をセット

ハリス キザクラ ハリスト 1・5号

ハリ ヤイバグレスリム 5号

Kizakura Company. All Rights Reserved