このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

ナビゲーション
【Field Report No.11318 reported by 楠 世志明(MONITOR)】
和歌山県串本町萩尾の磯へグレを狙って釣行してきました。6時30分港を出船。お客さんを順番に磯へ降ろして行き、私は船長のお勧めで他のお客さん3人と一緒に大イナヤへと渡礁しました。  一人の方が沖向きのポイントに入るという事なので、私は2人の方と3人並んで船付で竿を出す事に。マキエを撒いて様子を伺うと潮は港向きにゆっくりと流れていて、エサ取りはほとんど無くトウゴロウイワシが少しいる程度。なかなか釣り易そうな感じだ。
 
仕掛けは、D‐Flatz 53のP‐0を使用。それにガンクッションのコンビネーションで釣り開始。まずは、左から出ているサラシの先端付近を攻めてみるが、アタリは無くサシエもそのままの状態で戻ってきた。2投目も同じ所に仕掛けを投入してマキエを打ちしばらく流すと、なじんで少ししもり気味だったウキが一気に沈みリールからバチバチとラインが引き出された。 竿を立てると足元へ一気に突っ込んでくる引きにコイツはグレだと確信。根に当らないように誘導し取り込んだのは38センチのグレ。2投目からグレが釣れるとは幸先が良いと同じコースを釣り続けると立て続けに35~40センチの口太グレが5匹釣れた。今日は爆釣モードと思われたが、それからアタリがぱったり途絶えてしまったので、20M程沖にある潮目に狙いを替えてみることにした。ウキを一回り大きいD‐Flatz 74 P‐J3に変更し、ハリスにガン玉も追加し少し深いタナまで入れられるようにした。  

この仕掛けで潮目までダイレクトに投入。マキエも遠投して流していくがアタリがなかなか出ない。戻ってきたサシエを触ると冷たい。どうやら冷たい潮が流れ込んできたため喰い渋ったようだ。もう少し仕掛けを深いタナまで入れるように流してみるとアタリは出ないがオキアミの頭がかじられてきた。  
もしかするとグレがオキアミをかじっているのかもと思い、ウキに変化が出ないか注意して見ていると、流れている途中でウキの頭を少し押さえるようにしもったがすぐに浮いてきた。仕掛けを回収するとやはりオキアミの頭がかじられていたので、もう一度同じコースを流していった。すると、また同じようにしもったので、タイミングをみはからって合わせてみると、なにか魚が掛かった。なかなかの型らしく重々しい引きを見せる。足元にあるシモリに気を付けながら浮かせると良型のグレ。タモで掬い上げスケールで測ると41センチ。ウキの頭を少し押さえ、しもるような感じは、やはり喰い渋ったグレのアタリだったようだ。その小さなアタリが分かってから、32、3~40センチまでのグレを順調に釣り上げることができ、数枚追加したときに今度はウキがズボッと入る大きなアタリが出た。合わせると強い引きだが、竿先をコンコン叩いている。釣り上げたのは40センチUPのサンノジ。早々に海へお帰り頂いた。

相変わらずグレのアタリは小さく、ウキを少ししもらす程度の変化しか出ないが、先程と同サイズのグレが喰ってくる。ハリは唇の皮一枚に掛かっているものがほとんどで、やり取りの途中、ハリ外れで何匹がバラシもあった。そんな状態で終了時間が迫ってきたとき、ウキに大きなアタリが出た。またサンノジか?と思ったが竿先を叩くような感じはない。グレのようだが今までのものより引きは強烈。やり取りにも力が入る。根に当たらないよう誘導し、浮かせたグレは今日一の大きさ。慎重にタモで掬い上げ一安心。スケールで測ると46センチだった。この1匹を釣り上げ終了となった。 途中から冷たい潮が入りグレの活性が低くなってしまったが小さなアタリを捕らえる事で2桁の釣果を上げることができた。
 
当日の仕掛け
竿:ダイワ メガチューン1・35号53
リール:ダイワ トーナメントZ2500LBD
道糸:キザクラ セミフロート 1・75号
ハリス:キザクラ アグレス1・25~1・75号
ウキ:キザクラ D‐Flatz 53、74 P‐01~P‐J3 ガンクッション J3~J6 ハリ:ヤイバグレリズム 5号~7号
Kizakura Company. All Rights Reserved