フィールドモニター 喜屋武智己
釣行日:平成26年8月16日
釣行場所:沖縄県国頭村奥港
「ブダイダービー」
沖縄県在住の喜屋武(きゃん)です。
今回は、沖縄本島北部の国頭村奥港のレポートを書かせていただきます。
今月は釣り仲間で「ブダイダービー」を開催しているため、今日の本命は「ブダイ」とします。
ポイント入りはまだ夜が明けない時間帯。
暗いうちは寝ている魚なので、明るくなって活動を始めるまでのんびりフエフキ系の魚を狙うのが最近のパターンです。
天候は晴れ。風は無風のべた凪。夜が明ける前から汗がだらだら流れてくる...
夜が明けるまでは、SP-INPULSE沈め4号にマグナスTP 00を通し、ハリス4号。針は全層激刺グレ8号を使用。ゆっくり海底付近を探っていく。
流れがほとんどないことから、普段釣れているポイントにマキエを重点的に入れつつ、そのポイントを中心に、遠投したり、手前を攻めたり、魚がいるポイントを探っていくと、サイズは小さいが、狙い通りフエフキ系の魚がアタリを出してくれるので結構楽しませてくれますよ^^
夜が明け、日差しが強くなってくると、いよいよブダイ狙いのスタート。
仕掛けはとりあえずそのまま。中層から下層を丹念に探っていくが...アタリが出ない。
サシエは毎回無くなるので、上層からゆっくり攻めてみようと思い、SP-INPULSEセミフロート3号に、全層ホルダー深棚を装着したNiemo-R 0.5にチェンジ(風が無いうえ、ウキでアタリをとりたい。またネリ餌も使う。遠投もしたいということで、このウキをチョイス)。潮受けのいいクッションストッパーを装着。
マキエの煙幕の中に仕掛けが入っていくよう何度も手返しを繰り返していると、気持ちいいアタリがでました。
クッションストッパーが視界から消えた瞬間、ウキも同時にズキューンと入る。魚はすぐに浅場の根に向かうため、強引に走りを止め、やり取り。浮いてきたのは、本命「ブダイ」(正確にはヒブダイ)。大事にタモ入れをしたのは47cmのいいサイズ。
潮が変わると同時に濁りが入りだし、上層~中層付近では全くサシエがとられなくなってきた。下層にはマキエを拾っているブダイが必ずいるはず!と仕掛けチェンジ。
ラインはそのままで、ウキをDearG00に交換。ハリスに6号のガンダマを2個打って、中層までは仕掛けを早めに落とし、中層から下層にかけてはラインを張りつつ、丁寧にゆっくり仕掛けを入れ込んでいく。
仕掛けを送り込んでいく速度とは違うスピードで、スーっとラインが入っていくのを確認....
バチバチバチ~~~~~!!
すかさずベールを戻し、竿を立てる。やはり浅瀬の沈み根に向かう魚。ドラグをぎちぎちに締め、ラインは出さずにロッドで溜めていると、疲れた魚は徐々に寄ってきた。ここからは一気に勝負を決め、無事45cmのヒブダイゲットです。
狙った魚を、思い通りの仕掛けで釣るって、楽しくてやめられないですね^^
次回はもっと大きい奴、狙います♪
今回のタックル
ロッド:'10BB-X SP 1.7 485-520 SZ
リール:'10BB-X TECHNIUM WS MgC3000DXG
ライン:KIZAKURA
SP-IMPULSE 4号
沈め4号→セミフロート3号
ウキ:KIZAKURA
マグナスTP 00
Niemo-R 0.5号
DearG 00
ハリス:4、3号
針:激掛グレ8号
釣果:ヒブダイ、他