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ナビゲーション
【Field Report No.151202 reported by 森 雄司(TESTER)】

 シマノジャパンカップファイナルが開催された11月の3連休、自宅でゴロゴロしていると、福江にいる後輩から逐一途中結果報告の連絡があり、今年もセミで敗退した私としてはモヤモヤが増すばかりでとうとう我慢できず、急遽連休最終日、平戸の宮之浦へ走ることに。お世話になったのは丸宮釣りセンター。船長と相談し、夜明け時刻に合わせて尾上の西の真ん中あたりに上げて頂いた。ちょうど満潮時刻だった為、磯の半分以上は水没しているがまぁなんとかなるだろう。久々のプライベート釣行なのでゆっくり練習することにした。
 まずは先客の方々に挨拶をし、仕掛けを作る。ウキはV.dash Magnas ST00、針は激掛かりグレ5号を使用する。まずは足元にコマセを入れてみるといつもの餌取りで一面真っ黒状態。狙いを竿4,5本先に絞り、餌取りを沖に出さないようコマセで足元に留めながら沖を少量のコマセで流していると25~28cmのかわいい尾長グレが当たってくるようになった。その小型のグレが2~3ヒロの浅いタナでほとんど当たってくるのでウキをバランサーで調整し少し深く探れるように調整する。しかしだんだん下げ潮の左流れが早くなり、あっという間に左隣で底物釣りをされているお客さんの前を仕掛けが通り過ぎてしまうようになった。そこで今度は針上30cmのところにジンタン6号の口オモリを付け、もっと広範囲にもっと深く探れるようコマセが届くぎりぎりまで遠投することにした。その数投後、ラインがス~ッと走り、竿先に乗ってくる当たりが。軽く合わせてみるとまぁまぁの重量感。ゆっくり手前まで寄せてくると結構絞めこんでくる。良型の尾長グレだ。何度かの絞めこみをいなしながら両足を波で濡らしやっとの思いで取り込んだ。計ってみると44cmの綺麗な尾長グレ。納得のサイズを取ることができた。
 その後も潮の速さにできるだけ合うようバランサーを付けたり外したり、口オモリを打ったり外したりの釣りをやりながら35cmの口太グレを始め数匹を釣り、納竿時間まで良い練習ができたようだ。
 港に戻って船長と話ししてみると、最近は少しは型が出るようにはなってきたがもう少し水温が下がってからが本番だろうとのこと。年末、年始にかけてはちょうどいい時期になるのではないでしょうか。

【仕掛け】
ロッド : シマノ ファイアーブラッド クウォーターマスター 1.2-51
リール : シマノ BBXテクニウム 3000DXG S
道 糸 : キザクラ インプレッション 1.5号
フロート: キザクラ V.dash Magnas ST00
ハリス : キザクラ ハリストMG 1.5号
針   : キザクラ 激掛かりグレ4~6号


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