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【Field Report No.101106 reported by 中村 健志(MONITOR)】

静岡県下田沖神子元島で行われた横浜真ぐれ会の11月例会をレポートします。

神子元島は静岡県伊豆半島下田の沖10kmに浮かぶ灯台島で、 釣り人100人は収容出来る大きな島で、メジナは年間通して釣れます。 神子元島への渡船は南伊豆町の手石港と下田市の下田港から出ており、 一日交代で磯割りを行っています。 私達は南伊豆町の手石港を出港し、高速船で神子元島へ向かいます。 私が渡磯した磯は沖青根という磯で、好ポイントが多い神子元島の中でも、 魚影の多さでは抜群の釣り場です。 釣り座を確認し、早る気持ちを抑え早速準備に取り掛かります。 海を確認すると潮は下り潮で早い潮が流れています。 仕掛けは大物狙いで道糸は全層セミフロート2.5号、ハリスはHalist3号、 フロートは潮が更に早くなることを想定しV.DashシリーズのK's Magnas TP の00をチョイス JクッションはJ5のMをセットします。

早速、本流の中に撒餌さを撒いて仕掛けを入れると、 イサキや30cm程度のメジナが釣れてきます。 時間と伴にさらに潮の流が早くなったこと確認し、 仕掛けを回収し、k'zバランサーをセットして、 再び潮の中に仕掛けを入れ馴染ませます。 沈みの速さを確認しながら何度か仕掛けの調整を繰り返していると、 道糸がパチパチという大きな音と供に一気に出ていきます。 焦らず大きく合わせ戦闘開始です。

タックルの安定度は抜群で、強気に本流からめじなを引き出します。 魚が足元に近づくにつれ、何度も根に入ろうとします。 それを交わしながら、慎重にタモ入れをします。 タモに収まったのは43cmの口太メジナです。 さらに大型を狙い、続けて本流を攻めます。 同時足元に撒いていた撒餌に、めじなの姿がチラホラと見えてきます。 迷うことなくフロートを凌の0シブへ交換し撒餌さと合わせながら、 ゆっくり仕掛けを送っていくと、スーッとフロートが海面から沈んでいきます。 ゆっくり合わせると、強烈な引きが竿に伝わってきます。 タックルを信じ魚のパワー負けることなく竿を締めあげます。 海面に浮かせ慎重にタモ入れすると、40cmの口太めじなです。

その後、さらにめじなを追加し神子元島の例会は納竿です。 出発港である手石港に戻ると、 我が師匠である横浜真ぐれ会の神保会長が、 44cmのズッシリとした尾長めじなを筆頭に、 40cmオーバーのメジナを多数仕留めており、 師匠の腕の凄さを感じました。 伊豆半島は12月に入ると餌取りもいなくなり、 神子元島を初めとする伊豆半島全体がめじなシーズン突入です。 あちらこちらで良型のめじなが出る楽しい季節がやってきます。 ベストシーズンもガンガン釣ります!
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