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【Field Report No.130805 reported by 中曽忠直(MONITOR)】

7月より、新しくフィールドモニターに加えていただく事になりました、富山の中曽です。
 能登半島や富山湾でのチヌ釣りを皆さんと共にもっと楽しめる様に情報発信し、フカセ釣りをもっと盛り上げる一助となる様頑張ります。以後、よろしくお願いいたします。

 7月27日(土)に、石川県の輪島港へ釣行した時の模様をお伝えします。
 輪島市は、外浦海岸に位置し、輪島塗や朝市で有名な観光地。漆文化に彩られた情緒溢れる街並を通り抜けると目的地、輪島港が目の前に広がります。

 7月上旬、輪島港で好釣果をあげた、クラブキザクラ北陸メンバーの向さんと山下さんに同行をお願いし、今回は3人での釣行となりました。
 午前6時過ぎ、港の沖向きに面するテトラ帯に到着し、準備にかかりました。
今にも雨が落ちてきそうな曇り空ではありましたが、程よい涼しさを感じる中、初めてとなる釣り場の海況を観察。水深を聞くと7~8メートル程度との事。
沈みテトラの影が竿1本強と張り出し、魚の取り込みにやや不安を抱えつつ、撒き餌作り
。 生オキアミ3キロとボイルオキアミ1キロをベースに、配合材は、比重の軽い物と重めの物2種類を1袋ずつ用意し、釣り座の形状から遠投も考慮してしっかりまとまる様に混ぜ合わせ、半日分としました。

本日の仕掛け
竿 ;ダイワ 飛竜チヌ0‐53
リール ;ダイワ トーナメントISO2500LBD
道糸 ;バリバス バーマックス磯 フロートタイプ1.75号
浮き ;IDR黒魂switch00
ハリス ;全層ハリスト1.5号
針   ;グラン ジークチヌ ゼロフカセ2号

「昨晩の雨の影響で、河川からの流れ込みが強く、2枚潮になっているかも…。」
と判断し、朝一の仕掛けは、遠投も可能な自重と安定感があり、表層の流れを突破して撒き餌と共に潜行させる事に有利な、IDR黒魂Switch00を選択。
先ずは、餌の盗られ具合やチヌのヒットレンジを掴むために、ゆっくりと全層を探る作戦で実釣開始しました。

夏季の釣りとしては珍しく餌盗りのあたりも少なく、
仕掛けの投入点や落とすスピードを調整しながら手返しを繰り返し1時間程経過した頃、
手元からパラパラとラインが出る当たり。
正体は、30センチ程の真鯛でした。
同じ要領で打ち返すと、今度は程好い重量感があり40センチクラスの本命チヌをキャッチ。
 釣れてきた魚から、チヌが食ってきそうなタナは中層辺りと判断し、ウキ止めを付けた半遊動仕掛けにシフトしようと思ったところで、雷と共に降り出した雨が強くなり一時中断。遅めの朝食タイムとしました。

   しばらく間が空いたので、仕掛けの変更を止め、先程の要領で再開
。  当たりが遠のいたので、今度はベタ底で這わせ、誘いをかける様なイメージでラインを張って待つと、一気にラインが走る当たり。良型の真鯛でも食ったかと思う様な引きを緊張半分楽しんだ結果、海面に浮いたのはパワフルな50センチ超のチヌでした。

 その後、40センチ後半の良型を2尾追加したところで、撒き餌も無くなり正午過ぎ納竿としました。
向さん、山下さんにも本命チヌの釣果があり、満足のいく楽しい釣行になりました。

 今回の釣行では、水潮の影響なのか?チヌのタナが半日の釣りの中でもめまぐるしく変わった事で、全層での釣りを展開した事が、価値ある1尾を手にした事に繋がったと思います。

 能登半島外浦地区の様な大自然とは違いますが、テトラ帯ではありますが、小型テトラが整然と組まれている事により比較的足場もよく、なにより身近な釣り場ながら魚影の濃さは抜群です。
 そして夏本番もこれから。暑い中での釣行となりますが、熱中症対策をしっかりして、釣れない時間帯は意地を張らず身体を休める事で、次なるアイデアも浮かぶかもしれませんね。健全で、暑い夏の釣りを楽しみましょう!!

 
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