黒魂cup in北陸レポート

黒魂cup北陸大会を明日に控えた5月23日（土）、山本和永インストラクターと二人、会場設営準備に、能登島「ねやフィッシングパーク太公望」へと向いました。太公望へ挨拶を済ませた後、時間があったので下見がてら竿出しする事にしました。 数か所ポイントを見て回り、産卵後のチヌの個体が体を休める事が出来るシモリ根（藻場）が点在する浅場の釣り場に決定。

ちょうどその頃、今大会のお手伝いをしていただく為大阪から移動中の山本俊介フィールドスタッフから能登島入りしたと連絡が入り、3人揃っての実釣会となりました。 釣り場一帯はワンドとなっていますが中々潮通しがよく、開始早々山本俊介フィールドスタッフが40㌢級をヒット。間を空けず山本和永インストラクターも1尾2尾追加。ダブル山本に板挟みにされた私は、まだそれらしいチヌのアタリがとれません。

後ろから吹き付ける強風と右方向への潮流に、仕掛けが思うタナで安定していないと判断し、黒魂styleF0号にJクッション3のみの半遊動仕掛から、ハリスにJ6のジンタンを段打ち追加する事で、2枚のチヌを釣る事に成功。 ノッコミ最盛期とは違い、産卵を終えたばかりで活発に餌を追わないチヌの個体も多いこの時期、付け餌を海底に這わせ留める様な冬場から早春における釣りの組立て方を意識するのも大切と改めて実感。会場設営の時間も考え、2時間足らずで納竿しましたが、楽しく釣りをさせていただきました。

本日のタックル
竿　　　銀狼王牙00号-53
リール　トーナメントISOLBD2500番
道糸　　フロートタイプ1.5号
ウキ　　黒魂styleF0号
ハリス　黒魂ハリス1.5号
ハリ　　チヌ針2号

大会当日5月24日（日）、好天に恵まれ、絶好の釣り日和となった石川県七尾市能登島には81名の大会参加者が集まり、大いに盛り上がりました。 能登地方のチヌのノッコミも終盤となり、産卵後の食い渋りや所によりフグ等餌盗りも活発になる時期であるため参加者からの不安の声も聞こえてきましたが、選手全体の約半数に釣果があり、検量場には次々とチヌが持ち込まれました。 他魚の部でも真鯛や青物が競われ、鵜澤政則マイスターの講習会や、抽選会やジャンケン大会等、閉会までの時間一杯参加者全員で楽しんでおられた様です。
会場を提供していただいた「ねやフィッシングパーク太公望」様、大会運営に携わっていただいたスタッフ陣、大会に参加していただいた選手の皆様、ありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。