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【Field Report No.101126 reported by 西 和也(TESTER)】
〜マルキューカップ全日本グレ釣り選手権 決勝大会〜 平成22年11月26・27日の2日間に渡り、マルキューカップ・グレ決勝大会が愛媛県日振島にて23名の選手出場のもと行われました。 青森県在中の私は、もちろん日振島の状況は知るよしもなく、情報を聞くだけではいまいちイメージがつかめないのです。 
そこで、雰囲気だけでも感じておこうと前釣りをすることにしました。 そしたら、キザクラの松尾さんが粋な計らいを・・・ 愛媛県と言ったらこの方! キザクラテスターであり、シマノTV”大ちゃんの釣りに行こう”でもお馴染み、尾長塾塾長こと松田友和さんが前釣りで付き合ってくれるよう手配してくれたのです!!
〜前釣り〜  
「この島は上がっといた方がいいよ」と松田さんが修行に選んでくれたのは”ヨコシマ1番”  島の両サイドから激流が抜けています。しかも、浅根が点在しているせいか、波打ちながらゴウゴウと流れてます。 取りあえず島の左に入り釣り始めたものの、エサが取られてばかりで全く釣りになってません。。。右に入った松田さんは間もなくメジナをHit、しばらくしてまたメジナを釣り上げます。聞くと、タナが浅いのです!それも喰ってくる棚はほぼ水面近く・・   

状況に面食らいながらも、とにかく教えてもらった通りに試すと(松田さんの説明は明白丁寧で本当に分かりやすい)私にも釣れてきます。島の右の方が魚影が濃いので、釣り座を替わってもらい、私にもコンスタントに釣れてきました。  この日は日振島の雰囲気を感じられただけでも大収穫となったのですが、実はこの時、松田さんは重要なヒントを残しておられたのです。「明日は今日より30分ほど潮が遅れるよ」 この言葉を生かせなかったことが、唯一の悔いでありました。。。  
〜本戦〜  

1回戦は3名により80分の3ラウンド、総重量による1人勝ち上がり。抽選により対戦番号が決まります。私が引いた対戦ブロックはあの大御所インストラクター徳島県の江頭さんと埼玉県の妹尾さん。私にとっては誰と当たっても強敵なので、いきなりのスーパースターとの対戦に「やったぁ」と思いました。

 1回戦で渡された島がなんと、前釣りで松田さんが案内してくれた”ヨコシマ1番” 松田さんの読みがドンピシャだったんです! しかも、ジャンケンでのポイント選択権も得、完全に流れは自分に向いていると確信! 昨日の状況から本命ポイントは島の右、とにかく先手を取ろうと右側を選択、続いて江頭さんは真ん中、妹尾さんは左の釣り座で1ラウンド開始!  前日同様に流そうとしたが、前日とは潮流の強さが弱く、流れる筋も左に曲がっていくのです。。しばらく全くアタリがありません・・・が、江頭さんは不利と思われる状況ながら小型を釣り上げてます。

30分ほど経って、沖に真っ直ぐに強く流れるようになり、ようやく前日に釣れていた時と同じ状況になってきたら、案の定メジナが掛かってきました。前日よりも型がよく、40cmクラスを2匹含む3匹を釣り上げることができました。 遙か遠くまで仕掛けを流していた時に大型がHIT、慎重に時間を掛けて寄せていたところ、”残り1分” この言葉で焦ってしまったのでしょう、強引な引き寄せでハリスが切れてしまいました。

1ラウンド終了時点での検量は、私・江頭さんともに3匹、型の良い私が1kg近くリード。。。  2ラウンドは私が左、中に妹尾さん、右の本命ポイントに江頭さん。   ここで江頭さんが畳み掛ける! なんと8匹も追加したのです!! 私はというと、何とか追加しようと奮闘して2匹釣ることができましたが、規定サイズに僅かに届かずノーカウント。。。  

3ラウンドは左に江頭さん、私が中、右に妹尾さん。。。 今度は妹尾さんの反撃、3匹を釣り上げた中の1匹がデカイ!(50cm近い?) 私も、ポイント的には釣り辛いが、せめてもと頑張り規定サイズギリギリ1匹を追加しての終了となりました。 江頭さん6,370g(11匹)、妹尾さん2,790g(3匹)、私2,720g(4匹)で惨敗でした。
  
〜大会結果〜 
優勝:鰰澤拓也さん(兵庫)、 
2位:宇井太さん(愛媛)、
3位:江頭弘則さん(徳島)   

〜今大会を通じて〜  
「大変勉強になった」、「自分はまだまだ未熟」と思うに尽きます。と同時に、 今後も更なる努力を重ね、ますます技術を磨き上げなければという意欲が沸いております。  松尾さん・柴原さん・松田さんを始め、今回はたくさんの方々にご支援頂きましたことに心からお詫び申し上げるとともに、誠に感謝しております。今後ともご指導宜しくお願い致します。
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