沖縄のチヌ釣りは、浅場、深場とありますが、主になったいるのが５ｍ以内の浅場です。遠投する釣り人もいますが、そんなに遠投しなくても釣れるので、遠投釣法は、まだ沖縄では定着していません。自分もその一人で、今シーズンは「遠投」にこだわってみました。

　黒魂Ｒの発売前に、黒魂トランプのプロトタイプ（環付き）で攻めてみました。ポイントはホームの泡瀬干潟。このポイントは足元から竿２本先までが駆け上がりで、あとはフラット。
遠投では狙い所が無いポイントですが、なにか地形に変化が無いか調べる。投げ釣りタックルで遠投して、錘が底に当たる感覚でだいたいの地形をイメージ。

何回か投げていると、ゴツゴツとした後にゴン！と根掛り。お！こんな所に根があったなんて！
約３０～４０ｍ程先に根があり、そこに狙いを決め釣り開始！

　いつもの釣り方は、エサ取りを釣る、エサ取りの気配が無くなる、そしてチヌ！といったパターンで釣れますが、遠投はエサ取りも釣れず退屈な時間が流れる。
他の釣り人は手前のポイントで小さいながらチヌを連発！
やはり手前がいいのか…。
上げ潮に入り、これでダメなら諦めようと思っていたらいきなりスプールから道糸がバチバチバチ～！！来た～！！

30後半のチヌをＧＥＴ！
流れも出てきて仕掛けが入りにくくなり、ジンタンの7を段打ち。
出来るだけエサを海底付近に這わせるようにする。
また来そうだな～と穂先に集中しているとス～ッと道糸が走る！
一呼吸おいてアワセを入れるとズシ！っとノッタ～！
これはいいサイズとやり取りを楽しんで浮いてきたのは４０オーバーのチヌ！

遠投もいける！！と確信し、その後も遠投でチヌ釣りを楽しみました。
そして「黒魂Ｒ」が発売されました！
来シーズンがとっても楽しみです！