暑い夏は熱い夜釣りに行こう！

8月16日～17日にかけて夜釣り好調が続いている佐世保沖に釣行することにした。渡船はいつもお世話になっている三平丸で、片島のスベリという釣り場に上礁した。この釣り場はその名のとおり急斜面で滑りやすく足場も悪いため注意が必要であるが、魚影は濃く実績も高いため大好きな釣り場の一つである。

ボイルをパラパラと撒きながらエサ取りの状態を確認し、ゆっくりタックルの準備に取り掛かる。チョイスしたのは最近お気に入りのＮＦ　 Basic　 Lの2号。ここはドン深の釣り場で竿３本以上のタナで型の良いマダイが喰ってきたこともあるし、この日は大潮で潮流が速いことが予想されるため、重めの仕掛けできちんとタナを取りたいからである。

19時30分頃、日が水平線に沈んで釣りをスタート。前日からのウネリが少し残っていてサラシが出ているので、オナガを狙ってその中に仕掛け投入を繰り返すも不発。タナ、ポイントを変えながら続けるが、ノーフィッシュのまま21時の満潮を迎え休憩を取る事にした。
22時頃、ウネリが無くなり釣りやすい状況になってきたので釣り座に戻って1ヒロのタナで瀬際を狙ってみると、その1投目にウキが一気に消し込まれた。上がってきたのは35㎝ほどのイサキでやっとの1枚目でホッとする。すぐに次を狙ってみると群れが寄ってきたようで30㎝～35㎝のイサキを数枚キープすることができた。お土産は確保できたので狙いをコロダイに変えタナを2ヒロ半に設定すると、ジワーッとウキが押え込まれるアタリがきた。合わせも決まりこれまでとは違った強引で、やり取りを楽しみながらタモに納めたのは47㎝ほどのコロダイであった。時合いのようで2枚連続で喰ってきたが振り上げサイズにサイズダウンしてしまいイサキに変わってしまった。

このあと0時頃になって雷雲が近づいてきたので安全第一と竿を置き避難する。非常に激しい雷が4時過ぎまで続き、それからはまったく魚の気配が無くなってしまったので早めに納竿とした。

皆さん日中にくらべ釣りやすい夜釣りですが、多目の水分など準備して熱中症に気を付けて楽しんでください。