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【Field Report No.090704 reported by 高橋 新吾(MONITOR)】
2009.7.4( 土 )  天候、薄曇り 【場所】静岡県下田沖神子元島 【磯】沖青根
横浜真ぐれ会の月例会が神子元島で行なわれました。
例会において私達のクラブでは、参加者の公平を保つ為に、毎回くじ引きにより渡礁の順番を決めています。
全国どこの地域でも一級、二級、はたまた三級と名付けられてしまう磯があると思います。この日の私は、くじ運も 良く以前口太 50 ?オーバーの自己記録を釣り上げた、神子元島での一級磯と言われる沖青根に、渡礁することが出来ました。
磯は決して大きくはないのですが、凪だった事も幸いし8人で渡礁し、それぞれ期待に胸を膨らませタックルをくみます。
私の入った船着けの釣り座は、今年の3月に横浜真ぐれ会々長でもある、お馴染み神保テスターが 50 ?オーバーの口太を釣り上げた場所でもあり、それにあやかろうという目論見から決めた場所なのです !
目の前は下り潮が緩やかに右から左へ流れており、潮下には3人のメンバーが入っています。
3人ともサラシに乗せて流しているので、私は、正面 ( 私の前はサラシ無し ) 竿一本先あたりから M/A00 に J クッション 5 と2ヒロハリスの中央にジンタン 7 をセットして、ゆっくりと入れ込む作戦で実釣開始です。
仕掛けが馴染み、ウキと J クッションが離れた途端、「バチバチー」とラインが弾かれました。浮いてきたのは、 35cm クラスのイサキでした。
その後も、同クラスのイサキは連発するのですが、肝心なメジナが姿を表してくれません。
ふと気がつくと、イサキとメジナのナブラを発見!すかさず遠投し待ち構えていると今度は、先程とは一味違う強い引きで、スプールからラインが「バチバチー」。
「しめしめ」と心のなかで呟くと、案の定 40 cm クラスの口太でした。
しかしその後が続かずに、またしても、イサキしか口を使わなくなってしまいました。

11 時半を過ぎた頃、今度は上りの潮に変わりつつあり、緩んだ所に潮目が出来たところを今度はじっくりと攻めます。
ウキを、黒魂 Switch の0シブにチェンジ、潮目に到達するとスイッチが押されたように「スーッ」と1メートル程シモリだし、少し停滞すると、そこから勢いよく黒魂が海中へ引き込まれていきました。今度の奴は、今までと違い足下にきて何度か強い抵抗をみせます。無事にタモに収まってくれたのは綺麗な尾長メジナ、納得サイズの 42,5cm でした。
当日は、2回ほど物凄い奴のバラしもあり、悔しい思いもしましたが、楽しい1日を過ごす事ができました。

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