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【Field Report No.120501 reported by 谷脇徹朗(MONITOR)】

5月1日、妻と出張から帰省した釣友の山下君と3人で、乗っ込みチヌで盛り上がっている佐世保沖磯の片島へ釣行することにした。  
遅めの9時半に出港し、25分ほどで片島に到着。船長のススメでワンドという釣り場に上礁した。すぐに妻のマキエと仕掛けを作り、安全な船着きで釣りを開始させる。狙うポイントなど説明しているといい感じで上げ潮が流れていたので、すぐに自分のマキエを準備し、DearGの0シブを使用した全層仕掛けで釣りをスタートした。
 
数投、2ヒロ半からゆっくり入れ込み竿1本半ほどの層まで探ったが、アタリは無くツケエサもきれいに残ってくるのでウキを3Bにチェンジして半誘導で深層を狙ってみる。すると沖の潮筋、竿2本の層でチヌらしいアタリはあるものの食い込んでくれず…。数投、打ち返しを続けるが同じような反応で終わってしまうので、思い切って00にバランサーを貼った(000ぐらい)全層沈め釣りに変更することにした。その1投目、しばらく流してそろそろ2本ぐらい入ったけどなぁ~と思っているとバチバチバチッと目の覚めるような体感ショック!元気一杯のファイトで楽しませてくれ上がってきたのは48センチのチヌであった。ようやくの1枚目にホッとしたいところであったが、すぐに次を狙って みると同じパターンで45センチ級を連チャンで釣ることができた。
 
2人に遠投、深層とヒットパターンを伝えると、すぐに30センチほどのマダイが釣れだし「次こそはチヌだ~!」とテンションも上がってきたようなので釣り座に戻ることにした。しばらく小型のマダイが群れで入ってきたのか毎投のようにアタッてきたので、大きいのを!と狙ってみたが潮が緩みはじめバリの海に変わってしまった。こうなってしまうとマキエを撒くだけバリの数を増やしてしまうだけなので、昼食タイムをとることにした。
 
長い時間、潮が動かず試行錯誤して40センチ弱を1枚釣ることができたがバリの猛攻に意気消沈していると、16時半頃に下げ潮が足元からかすめるように右沖に流れはじめた。その潮に乗せ30メートルほど流していくとスーッと道糸が張るアタリ!糸を送りしばらく待っているとグーッと竿に乗ってきた。久し振りのヒットで引きを楽しみ浮いてきたのは43センチのチヌで、1発でタモの中へ納めた。このあともう1枚追加し、型こそ不満が残るが数釣れたことに満足し早めの納竿とした。 今回、抵抗のある仕掛けには口を使ってくれない潮流の中のチヌには、全層沈め釣りが最適であると確信できた釣行であった。

[タックル]
フロート   DearG  0シブ 00(バランサー調整) 3B
ライン    フリーダムセミフロート1.75号
ハリス    ハリスト1.5号
針      チヌ針2号

[渡船] 三平丸(相浦港)  TEL090-8225-1517  料金 乗り合い1人5000円
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