【Field Report No.130924 reported by 山田圭介(TESTER)】
「ゴマすり作戦でオマツ隊長を騙しちゃえ釣行」
釣行場所:「相浦河口・大村湾」
釣行日:9月20~21日 (大潮:満潮21時20分・干潮3時30分)
星空から一際、強く、そして明るく光を放ち、幻想的な月夜で世間を魅了した中秋の名月。
その翌日となる9月20日、仕事が終わり全層探検隊の隊長ことオマツさんとチヌ釣りの話しで盛り上がり、「欲しがりません。釣るまでは」と敬礼をして解散、そして自宅に車を走らせていた。
するとナイトウキを使ったフォトコンの応募の締め切りが近づいていることに気づいた。
しかも月刊誌「釣ファン」に連載されている次回の「全層探検隊」を諸事情により休むことを告げたのだが…
隊長から「戦力外通告を言い渡されるのではないか?」と不安になりソワソワして落ち着かない。
どうにかして隊長にゴマをすり「戦力外通告」を阻止せねばならない。
そこでフォトコンのネタ探し、そして「全層探検隊への情報を収集し隊長を喜ばせる」
その一心だったのだろう。
気がついたらオキアミではなく青虫が入ったビニール袋を片手にぶら下げて満月の光に照らされていた。
場所は「釣ファン」の11月号でグラビアとして取り上げられている相浦の河口の上流。
アミ4分の1角に集魚剤を1袋混ぜた撒き餌を数杯打ってからNF波止の5Bのウキを使った仕掛けを組んだ。
手の平サイズのメイタがアタリ始めたが大潮の下げ潮、しかも河口とあって一気に減水する。このような場合はNF波止の様な棒ウキタイプだとタナが深すぎるとガンダマが海底に着きウキが立たないことになる。
ツケエが海底を漂うにタナを細かく調整すること数投後。
NF波止が海中へ引かれたが暫く状況を見てから豪快にアワセを入れた直後にリールのレバーブレーキが壊れる緊急事態。
「リールが壊れてバラしたヤツは戦力外じゃ~」と鬼の形相をした隊長の顔が浮かび上がる
。恐怖のあまり約1時間もやり取りをしたように感じたが、実は5分でタモに納まったのは50cm級のチヌであった
。朝5時に夜釣りを終了し日中釣りへと展開すべく大移動を試みる。
西海橋を過ぎ、探検隊らしく行き当たりばったりで車を走らせていると道路脇に小さな波止があり車から降りたら、そのまま釣りができる場所を発見。
「隊長~あなたが好む場所でっせ。ここは足腰に優しくご老体にもって来いっす。でも…メッチャ浅いっす」
心の中でもゴマをすりまくる。
足下の水深は1m程で遠投が必要不可欠となる。
このような時は勿論…あのウキしかないでしょ~。
そうです大知遠投60LLの出番(浮力は00)。
練り餌を付けてブン投げて。
黒魂柄杓で撒き餌をブン投げて。
「戦力外通告」もブン投げて。
待つこと2投目にラインが走った。
しかし壊れたリールなだけに1時間もやり取りをしたようにも感じたが、実は3分でタモに納まったのは40cmオーバーのチヌであった。
その後もメイタサイズから45cmまでのチヌが姿を現し大知遠投60のウキのポテンシャルを認識することとなった。
納竿後、携帯を取り出し「隊長、大村湾は浅かったけど良型のチヌが釣れました。大知遠投ウキ最高です」と報告すると「バカモ~ン、全層探検隊は釣れる情報があった場所には行かないのであります」とバッサリ。
不眠不休の19時間釣行の努力だけは認めてくだされ~。
今回の釣行で「戦力外通告」は回避できただろうか?
もしかしたら「トレード」されるのではないだろうか?
上手くゴマをすれただろうか?と不安を抱きながら釣り座を後にした。
釣行場所:「相浦河口・大村湾」
釣行日:9月20~21日 (大潮:満潮21時20分・干潮3時30分)
星空から一際、強く、そして明るく光を放ち、幻想的な月夜で世間を魅了した中秋の名月。
その翌日となる9月20日、仕事が終わり全層探検隊の隊長ことオマツさんとチヌ釣りの話しで盛り上がり、「欲しがりません。釣るまでは」と敬礼をして解散、そして自宅に車を走らせていた。
するとナイトウキを使ったフォトコンの応募の締め切りが近づいていることに気づいた。
しかも月刊誌「釣ファン」に連載されている次回の「全層探検隊」を諸事情により休むことを告げたのだが…
隊長から「戦力外通告を言い渡されるのではないか?」と不安になりソワソワして落ち着かない。
どうにかして隊長にゴマをすり「戦力外通告」を阻止せねばならない。
そこでフォトコンのネタ探し、そして「全層探検隊への情報を収集し隊長を喜ばせる」
その一心だったのだろう。
気がついたらオキアミではなく青虫が入ったビニール袋を片手にぶら下げて満月の光に照らされていた。
場所は「釣ファン」の11月号でグラビアとして取り上げられている相浦の河口の上流。
アミ4分の1角に集魚剤を1袋混ぜた撒き餌を数杯打ってからNF波止の5Bのウキを使った仕掛けを組んだ。
手の平サイズのメイタがアタリ始めたが大潮の下げ潮、しかも河口とあって一気に減水する。このような場合はNF波止の様な棒ウキタイプだとタナが深すぎるとガンダマが海底に着きウキが立たないことになる。
ツケエが海底を漂うにタナを細かく調整すること数投後。
NF波止が海中へ引かれたが暫く状況を見てから豪快にアワセを入れた直後にリールのレバーブレーキが壊れる緊急事態。
「リールが壊れてバラしたヤツは戦力外じゃ~」と鬼の形相をした隊長の顔が浮かび上がる
。恐怖のあまり約1時間もやり取りをしたように感じたが、実は5分でタモに納まったのは50cm級のチヌであった
。朝5時に夜釣りを終了し日中釣りへと展開すべく大移動を試みる。
西海橋を過ぎ、探検隊らしく行き当たりばったりで車を走らせていると道路脇に小さな波止があり車から降りたら、そのまま釣りができる場所を発見。
「隊長~あなたが好む場所でっせ。ここは足腰に優しくご老体にもって来いっす。でも…メッチャ浅いっす」
心の中でもゴマをすりまくる。
足下の水深は1m程で遠投が必要不可欠となる。
このような時は勿論…あのウキしかないでしょ~。
そうです大知遠投60LLの出番(浮力は00)。
練り餌を付けてブン投げて。
黒魂柄杓で撒き餌をブン投げて。
「戦力外通告」もブン投げて。
待つこと2投目にラインが走った。
しかし壊れたリールなだけに1時間もやり取りをしたようにも感じたが、実は3分でタモに納まったのは40cmオーバーのチヌであった。
その後もメイタサイズから45cmまでのチヌが姿を現し大知遠投60のウキのポテンシャルを認識することとなった。
納竿後、携帯を取り出し「隊長、大村湾は浅かったけど良型のチヌが釣れました。大知遠投ウキ最高です」と報告すると「バカモ~ン、全層探検隊は釣れる情報があった場所には行かないのであります」とバッサリ。
不眠不休の19時間釣行の努力だけは認めてくだされ~。
今回の釣行で「戦力外通告」は回避できただろうか?
もしかしたら「トレード」されるのではないだろうか?
上手くゴマをすれただろうか?と不安を抱きながら釣り座を後にした。