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キザクラフィールドテスター
【Field Report No.140410 reported by 山本 和永(TESTER)】
   
Kz take Ⅴ 偏光サングラスの重要性
フカセ釣りを楽しむ上で、重要なアイテムは沢山あると思いますが、私の中で、竿やリールよりも遥かに、高い位置づけにあるアイテムが「偏光サングラス」。
竿やリールには大金をつぎ込めるのに、偏光グラスには無頓着で「偏光グラスってこんなもんだろ!」
「一ついい物持っていればいいんじゃない!」と思っている人が多いのではないでしょうか?

中には偏光サングラスを着用しないで釣りをしている人もごく稀に見受けられますが、安全面や大量に降り注ぐ紫外線のことを考えると非常に危険です。
ギラつく水面や水面下のラインやウキを裸眼や質の悪い偏光サングラス又はレンズカラーが状況にマッチしていないと、釣り技術向上の妨げになることや、知らないうちにストレスや疲労となること、ゆえに集中力が持続しない、そして何よりウキフカセ釣りの楽しみが半減してしまいます。
さて、偏光サングラスのレンズは、一体どんな仕組みでしょうか?

一見普通のサングラスと同じように見えますが、その仕組みは全く異なります。
普通のサングラスは着色されたガラス等を用いることで、日光の量を軽減することで有害な紫外線をカットし、眼を保護する事が目的です。
偏光レンズでは、スリット状になった偏光膜が挟み込まれと、一定の方向からの光しか通さなくなります。
それゆえ、乱反射して眩しい水面のギラツキが、ほぼカットされるという仕組みです。

ウキフカセ釣りでは、潮流、海底地形、マキエの流れ方や沈み方、エサトリや本命の姿、水面下のラインやウキ等、魚を捕る為に重要なファクターを目から情報として取り入れることが重要で、質の良い偏光サングラスとカラーバリエーションも揃えておくことも重要となります。
その偏光サングラスですが、ついにキザクラから発売されました。
フレームは飽きのこないマットブラックでシンプル&クールなデザイン。
ノーズパットもソフトでズレにくいことも特徴です。
レンズは歪がほぼない軽量・良質のプラスティック素材(CR39)でグリーン・グレー・ブラウンとウキフカセ釣りに必要なレンズカラーもバッチリ揃っています。
最大の特徴では、フレームとレンズホルダー(別売)が外れ、簡単に交換出来ることです。
本体(レンズ付き)を購入し、レンズホルダーを2セット持っていれば、一つのフレームで状況に応じて兼用できるということです。
私の場合のレンズカラーの使用例ですが、マズメ時や曇天のローライト時には明るく感じるグリーン、ウキを見る釣りや海底が岩礁の浅場にはコントラストが出やすいブラウン、太陽が高い位置にある時や運転中は疲れにくいグレー等と使い分けをしています。
キザクラ初の偏光サングラス「kz TAKE Ⅴ」、5月頃には店頭販売開始予定です。
各地で行われる黒魂カップ等の大会では、サンプルがあると思いますので、実際にかけて海面を覗き込んでください。きっと新しい世界が広がり、あなたの快適な釣りへの誘いとなるはずです。


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