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【Field Report No.131016 reported by 山崎幸男(MONITOR)】

境港一文字グレ
 今年は台風が多く接近し思うように釣行できませんね、皆さんもヤキモキされている方が多いと思います。
10月の3連休初日の12日、台風が通り過ぎた後の山陰地方ですが、西寄りの強風が吹き海上は時化て波浪注意報の予報。
しかし、鳥取県西部に位置する美保湾は西風に強く、「境一文字」と言う全長4kmにわたる広大な堤防は良い釣り場となります。
普段はチヌ狙いで釣行するのですが、毎年この時期は「回遊グレ」とよばれる良型グレの数釣りが楽しめます。
まだ釣れ始めた情報は全くないのですが、「全層激刺グレ」をポケットに忍ばせての釣行です。

当日はこの一文字北よりの白灯台より少々中ほどのポイントに下りましたが、風を背に釣り場は波もなく、足場の良いテトラを選びます。
一緒に下りた2人連れのお客さんは夜明けとともに撒き餌を打ち込み釣り開始。
私は来がけに購入したオキアミと配合餌を準備しているさなか、隣で良型グレの入ったタモを持った姿が!

急いで餌を混ぜ合わせ仕掛けをセットします。
撒き餌を打ち込みますが薄明りの海中にはコッパグレが餌に群れ、活発に反応、良型もその群れの中にいるのでしょう。
ニーモR 0シブにウキ下はハリスト1ヒロ半に全層激刺グレ6号をセット。
一投目よりニーモRに反応!25cmほどのグレを抜きあげます、一投ごとにコッパグレサイズから25cmクラスが多い中30cmほどのグレもタモ入れすることに成功しました。
釣り始めて約30分後、グレに混ざり25cm~30cmもあるアジも混ざり出し、それはもう大忙しです。
撮影用のグレのみキープしましたが、アジもすべてキープできるようクーラーボックスを持参しておけばと反省…。

その後2時間ほど経過した後グレはパッタリと反応がなくなりすべてアジの反応。
グレの地合は短く、「回遊グレ」が本格化するのはあともう少しといったところですねー。
盛期になれば今年も多くのグレ狙いの釣り人が、ここ「境一文字」に大集合でしょう。
さて今回使用した「全層激刺グレ」、餌取りやコッパグレの湧く中仕掛けに反応がないまま刺し餌が取られること無く、ほとんど魚に針掛かりしてますねー、柔らかい生オキアミの刺し餌を魚の口元に刺さる針先でアウトバーブがキッチリキープしている感じです。
チヌ狙いでも柔らかく練りこんだ練り餌にも試してみたいと思います。

今回の仕掛け
竿    がまかつ:アテンダーⅡ 1.25-50
リール  シマノ:BB-Xタイプ1
道糸   キザクラ:全層セミフロートSP-INPULSE-1.75号
ハリス  キザクラ:ハリスト 1.5号
ウキ   ニーモR 0シブ 
針    全層激刺グレ:5~6号

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