【Field Report No.140205 reported by 山崎幸男(MONITOR)】
隠岐の島 水尻
1月下旬から暖かい日が続き、2月に入った週末もここ山陰はツクシンボが顔を出すのではないかと思われる陽気。
(鳥取県では2日に日中20℃を記録!)
3日以降また寒さがもどりましたが…
そんな陽気が続いたせいか今シーズン海の凪る日も多く、良い釣果情報が聞かれます。
特に隠岐の島でのグレは絶好調のようで、2月1日に浜吉丸渡船にて釣行してきましたのでレポートします。
当日は好天な釣り日より。
予報どおり風の心配もなく、この時期には立てることが難しい隠岐島前の北回りの磯へ立てそうです。
乗合いのお客さんもほとんどが北回りの磯へ降りられましたね。
私もこの時期に北回りの磯へ降りたのは初めてです^^;
そして、今回幸運な事にこのところ特に絶好調な「水尻」という一級磯に渡礁できました。
この「水尻」名前だけはよく耳にしていましたが、グレをはじめ真鯛やイサキなどの上物釣り場のようです。
釣り場について撒き餌を準備し、ポイントを見渡しますが全体に大きなワンド状な地形。
釣り座足元はオーバーハングした水深のありそうな、いかにもな感じ!です。
やー^^面白そうなポイントですね!
撒き餌を足元、ほとんど波打ち際の岩に打ち付けるよう撒きながら仕掛けの準備。
今回は良型狙いということもあり、道糸2.5号ハリス2号、ニーモRのBをセット。
ハリスにガン玉Bと中間にJ4。
針は激掛グレの7号で様子を見ます。
サラシが収まるタイミングで投入しますが、ハリス2ヒロと遊動1.5ヒロの仕掛けがなかなかなじみません。
手返しを繰り返し、仕掛けの入るポイントを探します。
潮はワンドの灘よりに流れているようで、釣り座より磯際沿いに仕掛けを流し込んだ先、ワンド状の先端よりから沖に払いだし、その先で仕掛けが吸い込まれます。
そのポイントに的を絞り、30分ほど流しますが反応なし。
そこでウキをニーモRの2B、ガン玉も2BとJ3とし仕掛けを確実に送り込もうと流します。
おぉぉーっと!
すぐに反応!
ニーモRがブシュっと海中に消えます。
よく引きました^^;
浮いてきたグレは46cmの丸々した口太グレ。なんと続けて42cmと幸先よいスタート!
こんな入れポンで今日はどうなっちゃうの?と鼻の下を伸ばしますが。
その後餌取りのチューカー(ウマヅラハギ)の猛攻;
まぁ美味しいのですべてキープgoo
時間が経つにつれ、コッパグレとチャリコも増えてきました、あらら^^;
その後は30cm前後のグレがポツポツ混ざりますが、なかなか良型が姿を現しません。
正午前より海はさらに凪て、サラシはほとんど無くなってきました。
その頃より刺し餌が時々残るようになり、ウキはそのままガン玉を3BとJ3と少しだけウキに背負わせて棚を探ります。
ウキ下5ヒロ超まで下げた辺りで餌取りとは違う反応が伝わりますが針に乗りません。
そこでセオリー通りですが針のサイズを下げてみます(激掛6号)。
正解でした。乗りました、が!なんとすっぽ抜け… めげずにそのまま打ち返します。
次のアタリはワンテンポ送らせてアワセを入れます、よし!
こんどは確実に乗りました。その後良型グレを納竿まで追加することに成功。
40cmオーバーを7枚キープ、出来すぎの結果に大満足で楽しめました。
寒グレですね、まるでチヌ釣りのような釣りが効果ありでした。
今回の仕掛け
竿 がまかつ:アテンダーⅡ 1.25-50
リール シマノ:BB-Xタイプ1
道糸 バリバス バーマックスVLS フロートタイプ 2.5号
ハリス キザクラ:ハリスト 2号
ウキ ニーモR B~2B
針 激掛グレ 6~8号