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【Field Report No.1106,07 reported by 永松 浩樹(TESTER)】
1月13日朝、携帯でお天気確認をすると14日は今年最高のお天気。だけど釣りを予定している15日は激時化で・・・。直ぐにモニターの古川恵一郎君(以後は恵ちゃん)と話した結果、14日に緊急出動することに。

 1月14日午前3時、五島列島を最も熟知・精通し、かつ細かい気配りが出来る渡船【NFC海遊】で出航。午前5時30分、上礁したのは上五島のホゲ島。  前日までスゴイ寒波で良型グレは底層にいるだろうと予想し、K`sEVO-M000で攻める。通常はM00を使うが、K`sEVO(潮受け:下)はVダッシュ(潮受け:上)と比べてウキの入りが緩やかで、潮があまり動いていない状況ではゆっくりと底層まで仕掛けを入れ込むことが出来るためよく使用する。

 6時50分釣り開始。予想に反して、表層では木っ端グレが運動会をしているようで、海面がピチャピチャしている。ツケエが連発で取られるので、コマセと仕掛けの分離作戦をすると、1投目で35cm位の口太グレをGET。すると横の恵ちゃんが大きく竿を曲げた。心で『バラせぇバラせぇ』と念じたものの、上がって来たのは46cm超の良型口太グレ。恵ちゃんのドヤ顔をカメラ撮影したものの、シャッターを切る僕は心で泣いていた。その後は33~38cmまでが良くアタって来るので油断していると、いきなりメガ体感ショックが来た。だけど一瞬でハリスが飛んだ。その後、同じアタリが2発来たものの、いずれもバラシで・・・。横の恵ちゃんは僕のバラシが凄く嬉しいようで色んな人に電話で教えている。後で恵ちゃんのインスタントお汁粉にヒラマサ針15号を入ることにしよう。

 干潮と共に2人ともアタリが遠のいたので20mほど離れた瀬に移動。ここでもメガ級のアタリが来るがどうにも上げることが出来ない。恵ちゃんにもやっと同じサイズのアタリが来たが道糸から飛ばされた。本人はガックリだが僕はドヤ顔で恵ちゃんを見た。これで心が晴れたのでお汁粉に入れるのは、ピンポン玉にしてあげようと思う。

 上げ潮が良い感じに沖に出ているため、ゆっくり仕掛けを入れていくと再び体感ショック。すると恵ちゃんも竿を上げた。珍しいダブルヒット。僕は良型と言うことは分かるけどバラシ5発と比較して全然小さい。隣の恵ちゃんの分も一緒に掬うと超~ぅ重い。恵ちゃんの口太グレは46cmで僕は45cm超(港検量で44.5cm)の尾長グレだった。口太より尾長が偉いと勝手な理屈で恵ちゃんにドヤ顔をする。  っていうより45cmもある尾長グレなのに、先ほどのバラシ5発はそれを凌駕するパワー&スピードだっただけに激悔しい。

 その後は良型が当たることなく3時に納竿した。恵ちゃんは口太グレで僕は尾長グレのヒットが多かったのは単にウキの種類の違いによるところが大きい。この辺を次回のレポートで詳しく報告したいと思う。 ちなみに僕は尾長グレに満足したので恵ちゃんのお汁粉にイタズラはしないことにした。だって口太グレより尾長グレが偉いんだから(←僕の勝手な意見です。でも46cmの口太グレは羨ましいぜぇ!)。

仕掛け
竿 :シマノ/ファイアーブラッド ハイドロスコープ
リール:シマノ/BB-Xテクニウム(ファイアーブラッド)2000DXG 道 
糸:キザクラ/全層セミフロートSPインパルス-2号
ハリス:キザクラ/全層ハリスト-1.75~3号
ウキ他:キザクラ/K`sEVO-M000,カラーストッパー-S,クッション水中-S
針 :オーナーばり/早掛グレ-5~7号  
マキエ:マルキュー/グレパワーV9-2袋,グレα-2袋,オキアミ-3角

連絡先  
渡船:中山総合釣りセンター  連絡先:0950-22-3263
出港地:長崎県平戸市平戸口  料金:¥15,000円
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